股関節痛

股関節が痛む病気として考えられるのは、主に以下の4つです。
•変形性股関節症
•リウマチ性股関節症
•大腿骨頭壊死症
•大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)
この中でもっとも多いのが変形性股関節症です。
生まれつきや小児期に発症することが多いものの、加齢や肥満などで股関節の軟骨がすり減り発症する場合もあります。
約8割が女性で、立ち上がりや歩き初めに痛みます。
リウマチ性股関節症は、自己免疫疾患による関節破壊です。
股関節は体重がかかる部位のため、痛みを強く感じやすく活動レベルが急速に低下してしまいます。
治療方法は、変形性股関節症と同様です。
大腿骨頭壊死症は、厚生労働省により難病指定されています。
股関節の大腿骨側にある丸い骨(骨頭)が壊死し、やがてつぶれていく病気で、初期症状は夜間痛などが特徴です。
アルコールの多飲や、ステロイド剤の使用がリスクを高めるといわれます。
大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)は、スポーツなどで股関節を深く曲げたり、しゃがむ・あぐらをかくといった動作を繰り返したりすることで発症する病気です。
球体をした大腿骨側の骨と、お椀型をした胴体側の骨が繰り返しぶつかり、軟骨がすり減ることで痛みを生じます。
20~40代の若い世代でも発症し、車の乗り降りやしゃがんだ際、股関節に痛みや引っ掛かりを感じるようになったらこの病気が疑われます。
股関節は、体重がかかる負荷の大きい関節であるため、動きが制限されないうちに受診するようにしましょう。
また、日常的にストレッチなどで関節や筋肉を柔らかく保つこと、体重が増加しないよう気をつけることも大切です。
長引く股関節の痛みでお悩みでしたら、ぜひ当院へお越しください。
当院では一般的な整体で行われる、筋肉へのアプローチはしておりません。
筋肉の奥にある神経伝達を中心に施術するため、効果がより高くより早く表れます。
当院は完全予約制でお待たせしません。
ご予約はホームページ「お問合せフォーム」または電話「078-335-8549」まで(施術中は電話に出られないこともあります)。